もう師走♪
年末というのに相変わらずヒマです~~~
・・・というワケで特にお知らせすることも無いので完全なる独り言を・・・
軽くスルーして下さい。
久しぶりに朝ドラを観ている。
久しぶり~の8時が待ち遠しい感じ♪
テンポは早いけれど、いろいろと考えさせられるドラマだと思う。
経験したことのない「戦争」という出来事。
そのために普通の、なんでもない日常を失う人々。
自分のせいでもない、国のお偉いさんの采配で決まってしまったことなのに、国民が苦しい想いをしている状況って、大きさは違えど今の世の中にも通ずるものがあるように感じる。
私の親世代は戦争中まだ子供で、戦争に駆り出されることもない年代だったので戦争を経験しながらも一番苦しい世代ではなかったと想う。
一方、夫の父は一世代上で当時大学生で学徒出陣でシベリアに行ったらしい。
食べるものに困ってジャガイモの皮が捨ててあるのを拾って焼いて(煮てだったかな?)食べたらそりゃもう美味しくて・・・日本に帰って来てしばらくしてから同じように皮を食べたら、まずくて食べられるようなものじゃなかった・・・という話を聞いたことがある。
一緒にその話を聞いた夫は、「そんな話初めて聞いた」と言っていた。
戦地へ行った人は当時のことを話したがらなかったと聞いたけど、義父もそうだったのかな。と想像する。
30年前に他界してしまったので確かめることもできないけれど。
祖母の妹(でも血は繋がっていない)をおばちゃんと呼んでかわいがってもらっていたけれど、そのおばちゃんの旦那さんは戦争に行って戦死している。
こどもの頃おばちゃんの家に行くと、軍服を着た写真が飾ってあったのをかすかに覚えている。
「昔の人の写真だ」と頭の中で思っていた。
今思えばその時だって、まだ終戦からそれほど長い年月が経っていないはずなのに、全く別の世界の出来事として捉えていた。
「戦争中は・・・・」
「戦後は・・・・」と、家族の会話で祖父母の口から出てくることがあったけど、遙か遠い別の国で起こったことのように聞いていた。
赤紙が来て出征の前に急いで結婚する人も多かったようで、もちろん無事に帰って来た人ばかりではないでしょう。
わずかの結婚生活で未亡人になった、主人公の「安子」のような女性も多かったんだろうな。
嫁ぎ先に居られなくなって追い出された人もいたのだろう。
子供だけ置いていけと言われたかもしれない。
今の90代の高齢者は年金もたくさんもらえていいよねーと思うけど(笑)戦争を現役で体験した世代。
それを考えたら、チャラなのかな。。。なんてことも思ったりする。
若い頃苦労した分、せめてトシをとってからは楽して欲しい。
・・・と、このドラマを観ていてそこまで思ってしまった(笑)
生きることに一生懸命だった時代。
それに比べたら、今は豊かになってしまったからこその不満にあふれている。
住む場所があって、空からの爆撃が無いだけでも幸せなのかも。
ふいに昔ファンだったLAZYの『僕らの国でも』という歌を思い出した。
歌詞
Youtube
衝撃的なレコードジャケット(笑)もちろん持ってたけど
名盤です♡